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欧米で注目を集める「動く不動産」とは

こんにちは、バイセル不動産の秘書担当Mです☺︎

7月も中旬となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

先週はとても暑い日が続いていて、業者さんとも「毎日暑いね〜」なんてお話をしていたものですが、今週は一体どうしたことでしょう。

毎日まさかの雨、雨、雨。洗濯物が溜まっていく一方で困ってます。今年の梅雨はやたら短かったと思いきや、まさか7月に再来するとは…これも異常気象なんでしょうかね。弊社が事務所を置く埼玉では記録的な大雨が観測され、一部の地域では住宅の浸水被害もあったとのこと。改めて自然災害の危険性を感じる今日この頃です。

さて今日は、最近読んだ書籍をご紹介をさせてください。

*移動力と接続性

この本によると、欧米で最近「動く不動産」というものに注目が集まっているんだそう。ん?動く不動産とは??おそらく初めて聞く言葉かもしれません。

まず、「不動産」の定義からおさらいしましょうか。

不動産と動産の大きな違いは、“動かすことができるかどうか”で決まります。

「不動産」とは土地などの定着物で“動かすことができない”財産。一般的には、土地・建物を指しますね。一方で「動産」はというと、日常ではあまり聞き慣れませんが、お金や家具など“動かすことができる”財産のことを指す言葉となります。

ではこの本で紹介されている「動く不動産」とは一体なんでしょうか。定義から考えると、土地・建物を指す「不動産」が”動く”…ということになりますね。まさか家にニョキニョキと足が生えて、歩いていってしまうのでしょうか?(笑) 

冒頭でも少し触れたように、最近は異常気象、自然災害のリスクが各地で高まっています。そんなリスクを少しでも軽減しようということで、編み出されたのが「動く不動産」。季節ごと、時代ごとに住む場所を変え、移動する。そんな暮らしが最も合理的で、低リスクだということで注目されているんですね。

では具体的にどんな「動く不動産」に注目が集まっているのでしょうか。まずは簡易的な家に車両が付いた「キャンピングカー」、そして簡単に移動・設置ができる「プレハブ住居」、そして最近日本でも話題の「3Dプリンター住宅」なんかが、書籍では企業名とともに紹介されていました。どれもこれも、従来イメージする”不動産”とはまるで違ったものばかりですね。

かの億万長者イーロン・マスク氏も、スペースXから借りた500万円ほどのプレハブ住居に住んでいたり、投資の神様ウォーレン・バフェットもプレハブ住宅メーカーを保有しているんだとか。これからの時代は、ミニマムで移動式の住宅がイケてるぜ!ということなんでしょうかね。日本にもこの流れが来るのか、注目していきたいところです。

ちなみにこちらの本、タイトルが微妙なので全然売れてないみたいですが、

今回ご紹介した以外の話もとても面白く、示唆深い本でした。

気になった方はぜひチェックしてみてください♪

ではでは、また次回のブログでお会いしましょう〜(1230文字)

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