北極圏で暮らす魅力とは?
こんにちは、バイセル不動産の秘書担当Mです☺︎
8月に入り、猛烈に暑い日が続いていますね。皆さんお元気ですか。
今朝は気象予報士のお姉さんが、「身の危険を感じる暑さです」「外出は控えてください」そして「部活動はできるだけ休みにしてくだいさい」…なんてお話をされていました。
私が学生の頃、暑さで部活が休みになったことなんてありませんでしたよ。そもそも15年-20年前はこんなに暑くなかったような…今の子供達は、コロナに酷暑に、本当に可哀想だなと思ってしまいます。
さて今回は、そんな暑い夏に少しでも涼しさをお届けできる話を。前回に引き続き「北極圏の不動産」を取り上げていきます。
*参考書籍:移動力と接続性 下:文明3.0の地政学
前回の記事では、「北極圏に不動産ブーム到来」というお話をしましたが、今回はそんな北極圏で暮らす魅力について、1つずつ見ていきたいと思います。
ぜひ最後までお楽しみください!
食料生産高が上昇(ワイン、小麦)
人間たるもの、世界中どこで生活するにも「食」は欠かせません。「食糧資源の豊富さ」は国家存続に非常に重要でして、世界の農業地域というのは、人口分布とほぼ重なっています。
北極圏なんて、寒くて氷ばかり…というイメージは昔のもの。実は森林が広がっていて、食糧生産高が向上しているんだそうです。特に小麦が収穫できるほか、最近はワイン作りさえ行われているそうなので驚きですよね。
街が急成長、住民が20倍の拡大余地あり
北極圏の面積は、アフリカ大陸と同程度。広大な敷地が広がっており、人が移住するキャパシティは十分ありそうです。
この本の著者は、「今は500万人程度しか住んでいない」北極圏について、「10億人以上の住人を受け入れる可能性を秘めている」と述べています。そして北極圏の街はというと、急速に成長しているんだそうですよ。
夏が爽やか、冬もそれなり
昨今の日本の夏はとにかく酷暑なので、爽やかな夏というのは、とても魅力的に感じますね。そして冬は「寒すぎて住めないのでは?」と思いきや、「耐えられない寒さではない」とのこと。最近は本当にうんざりするような日本の暑さです。夏の期間限定移住というのが、現実的になってくる日も近いのではないでしょうか?
地球温暖化に対処した暮らし
この本では、私達人間は将来的に北へ向かうよう運命づけられていると記載されています。それは何故かというと、地球温暖化の問題です。今の日本の夏もそうですが、暑い地域というのは冷房が必須。
今後、地球温暖化がより一層深刻になってきたときに、暑い地域で、冷房をガンガンに効かせた生活というのが果たしてどれほど持続的なのだろうか…というわけなんですね。
特に最近、投資家の移住先としてよく耳にするのが、マレーシア、シンガポール、ドバイ…といった国々です。
こうした国々は、各国の富裕層を集めるべく節税メリットのあるような政策をとっているわけなのですが、いずれの国も暑く、熱帯地域に位置するんですね。
節税メリットのある南国移住から環境問題に配慮した北国移住へと、ブームが変わる日もやってくるかもしれません。
まとめ
というわけで今回は、北極圏の暮らしの魅力について、取り上げてきました!寒くて氷ばかりでホッキョクグマがいるところ…そんなイメージは過去のもの。気温上昇の影響を受け、人が生活しやすい環境が整いつつある、ということがおわかりいただけたのではないでしょうか?
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
また次の記事も、ぜひ楽しみにしていてください!